無人駅の電気融雪機を遠隔操作、迅速な除雪で運行安定性を向上
積雪地域における鉄道運行では、冬季の迅速な除雪対応が安全性やダイヤ維持の観点から重要となります。一方で、無人駅では現地対応に時間を要し、融雪設備の操作や管理が課題となっていました。
こうした背景のもと、同社では無人駅に設置された電気融雪機を遠隔から操作・管理できる仕組みの構築を検討。モバイル閉域網を活用することで、回線工事を行うことなく、広域に点在する無人駅への導入を実現しました。
ミソラコネクトで実現できたこと、解決された課題
ミソラコネクトのモバイル通信サービスを活用することで、無人駅に設置された電気融雪機の遠隔操作が可能となりました。これにより、積雪状況に応じた迅速な融雪対応が実現し、駅構内の安全性向上と運行の安定化につながっています。
また、通信プランを用途に応じて選択できる点も評価されました。通信量が限定的な設備に対して適切なプランを選ぶことで、過剰な通信費を抑えながら運用することが可能となり、月額費用の削減にも寄与しています。回線工事が不要なため、導入時の負担を抑えつつ、複数拠点への展開にも柔軟に対応できました。
なぜミソラコネクトを選んだのか
九州旅客鉄道株式会社では、無人駅という特性上、セキュリティを確保できる閉域網での通信を前提としつつ、通信量に応じて複数のプランを選択できるサービスを求めていました。
その中で、閉域網サービスにおいて複数の通信プランを提供している点に加え、導入実績が評価され、ミソラコネクトを採用しました。実績に裏付けられた信頼性が、選定の決め手となりました。
使用したミソラコネクトのサービス
- ミソラコネクト モバイル閉域網サービス
- 二段階定額プラン
通信量に応じて段階的に料金が変動する二段階定額プランを採用することで、融雪機の利用状況に即した無理のない通信コストでの運用が可能となりました。
利用したデバイス
- RX220(サン電子製 IoT/M2Mルータ)

導入効果
ミソラコネクトのモバイル通信サービスを導入したことで、無人駅における電気融雪機の遠隔操作が可能となり、迅速な除雪対応を実現しました。これにより、冬季における駅利用者の安全性向上と、鉄道運行の安定化が図られています。
また、遠隔操作により、駅係員が雪害時に無人駅の線路へ向かうことがないため、駅係員の安全性も担保されています。
加えて、通信プランを柔軟に選択できる点により、運用コストの最適化も実現しました。回線工事不要で導入できるため、今後の拠点拡大や他設備への展開も見据えた、実用性の高い事例となっています。
